食卓説明
今回のストーリー「(甘栗をいただきテンション上がっている最中…)甘栗を使ったスイーツって自分でも作れるのかな。」
そんな食卓にはこちらを造ることとしました。
いただきものの甘栗を使用した「マロンクリームのミルフィーユ」
より食材を引き立たせ、心満足いく食卓を造っていきます。
調理「マロンクリームのミルフィーユ」
食卓完成イメージ
メンバー(材料)紹介
【マロンクリームのミルフィーユ】二人前
A(サブレ生地)
薄力粉…250g
グラニュー糖…15g
バター…80g
塩…1
水…50g
B(マロンクリーム)
甘栗…80g
生クリーム…100g
グラニュー糖…5g
C(甘栗のキャラメリゼ)
甘栗…30g
グラニュー糖…30g
バター…5g
調理工程
まずサブレ生地は固い生地感よりもぽろっと割れるような感じを目指すため、
ボロボロ生地感を目指していきます。
最初に薄力粉をふるいにかけのダマをなくしていきます。
次にグラニュー糖と塩を入れ全体を混ぜ合わせたら、固形で冷たい状態のバターを入れ混ぜ合わせます。
この時ボロボロ生地感を目指すために固形で冷たい状態のバターをいれ、
粉とバターを潰すように混ぜ合わせていきます。
最後に水を加えさっくりと混ぜ合わせボロボロ生地の完成です。
※こねたり、練り合わせはNGです
この生地をラップの上に四角く寄せ合わせるような感じで乗せたら冷蔵庫に入れて2時間以上寝かせます。
この時もボロボロしているような見た目でOKです。
寝かせたサブレ生地を例倉庫から取り出し綿棒で伸ばしていきます。
全体が1~2mm程度の厚みになったら四角に成形して上げて
天板の上に記事をを乗せたら180℃で25分で焼いてきます。
これでベースのサブレ生地の完成です。
まず甘栗の鬼皮をむき、薄皮もついていたら一緒に取り除きます。
剥いた栗50gをフードプロセッサーに入れ細かくなるまで回していきます。
次に生クリームにグラニュー糖を入れ泡立てていきます。
角が立つくらいに泡立てたら生クリームの1/3は小さいサイズのフリーザーバックにいれます。
残り2/3の生クリームは細かく砕いた甘栗を入れて混ぜ合わせます。
全体が混ぜ合えばマロンクリームの完成です。
混ぜ合わせたマロンクリームを小さいサイズのフリーザーバックに入れます。
あとは盛付けるときに角を切れば絞り袋になります。
ニトリのSサイズフリーザーバッグは絞り袋にもなり便利です。
残しておいた30gの甘栗を1cm角くらいに手でほぐしていきます。
次に鍋へグラニュー糖を入れ火をかけます。
グラニュー糖が溶けてきたら中弱火くらいで色が変わる手前まで待ち、
少し色づいてきたら弱火に変えます。(すぐ焦げるので注意)
全体がカラメル色になったら常温のお水を5g(小さじ1杯)加えます。
この時カラメルが跳ねますので十分に注意してください。
最後に甘栗、バターを加え再び火にかけていき、
生キャラメルのような粘土のあるとろみに変われば完成です。
出来上がったキャラメリゼはクッキングシートを敷き、
その上にスプーン1杯づつ落としたら冷蔵庫に入れていきます。
クッキングシートを使用すると紙もくっつかないので便利です。
それでは盛付けに入っていきます。
今回はミルフィーユを中心やや上部にメインとして配置し、
残りの余白スペースを全体の引き立たせに飾りとして使用していきます。
幅2cmくらいに細ーく切ってもオシャレです!
まずサブレを長方形に切り並べます。(パン切包丁が切りやすいです)
お皿リム(ふち)内側の1/3~1/4くらいの大きさが目安です。
その上に生クリームを絞っていきます。
生クリームの上にサブレ生地を重ねたら、
次はマロンクリームを絞っていきます。
この時マロンクリームはすこし固めなので別皿に絞ってから置き換えるのもよいです。
皿にサブレ生地を重ねたらその上にキャラメリゼを乗せてミルフィーユ完成です。
余白には生クリームと余ったサブレをちょこんと盛付け、
さらにに空いたスペースはココアパウダーでお皿を引き締めます。
最後にミントを色味のアクセントとしてアクセントに乗せたら完成です。グッ
食卓の感想
「うんんーーうまいっ!!それぞれのサクッ、しっとり食感がたまらない。バランスがいい。」
料理の味
全体が本当においしくまとまりました。
まず食感はキャラメリゼ、サブレ、クリームどこをかけ合わせても
口の中で何度も楽しめる組み合わせです。
味については甘さ控えめのクリームのためか栗のうまみをより感じ、
キャラメルの苦みとも相性よく食べ進めるたびに心躍るおいしさを感じました。
盛付け
今回は落ち着いた同系色を白いお皿で表現しました。
クリームだけでも白とマロンの二色を使用することでメリハリが出て、
よりお皿に立体感が印象をもたらす構成になっております。
最後のミントは味もおいしいし見た目も爽やかにひと添えをくれるのでいいですね。
コスト
二人前の材料費になります。
もらいもの甘栗 おそらく80gで300円くらい
生クリーム320円/パック(業務スーパーの雪印)
薄力粉250gで50円(200円/kg)
グラニュー糖、バター、ココアパウダー、ミント少量ずつを多めに見積もって100円程度。
(今度エクセルで原価算出してみようと思います)
合計約800円で1人前400円でした。
少ない材料で作り上げられるのは魅力的です。
食卓の紹介
今回使用させていただいたお皿
「ロイヤルコペンハーゲン/ホワイトフルーテッド プレート 27cm」
白ベースということもあるが汎用性が高くどのような料理も気分を高めてくれる一皿。
特徴1「磁器の良さ」
ロイヤルコペンハーゲンシリーズの食器は磁器「石物」の食器となっております。
国産の食器は陶器が多く見受けられますが、磁器はまた違い一面を持っております。
透明感、表面がなめらか、硬く薄いなどの側面を持つ素材です。
その一枚が色鮮やかな料理たちが際立たせる秘訣の一役をかっています。
特徴2「シンプルなデザイン」
ベースは二枚貝表面のエンボス模様(ナミナミ?ギザギザ?)が施されており、
ホワイトフルーテッドシリーズはそのシンプルなのに高貴な印象を持たせる一枚です。
シリーズのほとんどにエンボス模様が施されており、どの一枚も中に入れる役者(料理や飲料)を
引き立たせてくれるいわば縁の下の力持ちのような存在になってくれます。
どんなシーンでも扱いやすいのは本当にありがたいです。
イメージは公式より引用
今回使用させていただいたメイン食材「甘栗」
秋の味覚の代表も今では一年を通して食すことができ、いつでも我々の心を豊かにしてくれる味わい。
特徴1「栗のうまさを十分に引き出す調理法」
栗の甘みは引き出し方があります。
1.購入後3~4日冷蔵庫で寝かせる
栗の4割はでんぷん質です。冷蔵庫で保管をするとでんぷん質が糖へ変化し甘みが増していきます。
2.加熱の温度帯
栗のでんぷん質は、酵素の働きで糖へと変化していく。
その酵素が最も活性化する温度帯が40~70℃である。それ以外の温度では酵素が失活してしまうためこの温度帯で調理することによりより高い甘味へと変化する。
3.蒸すorゆでる
栗は蒸すのとゆでるのでそれぞれの違う良さが出てきます。
蒸した時は、ほくほく食感と栗の甘みをしっかりと感じることができます。
それに対してゆでた時は、しっとりとした食感があり、ゆでることにより多少味は抜けますが
塩ゆですると塩の塩味が甘さを引き立ててくれます。スイカの塩のような効果ですね。
特徴2「今回使用した【一粒庵 いしい】さん栗へのこだわり」
一粒庵いしいさんでは焼き栗を店内で造り提供してくれます。
栗はものによっては虫が入ったり傷んでしまうこともあるのですが、
提供する前に一つずつ品質をチェックして提供をしてくれています。
そして何よりもこの焼きたての栗が最高の甘みうまみをもたらしてくれています。
特徴1でご紹介した温度帯と製法(蒸しに近い)がおいしさの源です。
マロンクリームにした時も栗の風味がしっかりとして、
食べた瞬間も栗を口いっぱいに感じるそんなおいしさです。
公式サイト:一粒庵いしい HP
今回使用させていただいたテーブルフラワー
「ビバーナム・スノーボール」花言葉「私は誓います」
特徴「ライムグリーンの色合いが春過ぎの爽やかさを演出する」
3~5月に出回るビバーナム。
見た目はアジサイのようないでたちながら小柄なライムグリーンの
ボールたちが食卓時の心を楽しくさせてくれます。
ふとした時にみると心落ち着くような雰囲気もあり、
そばにいてほしいような気持になるお花です。
最後に
今回はドルチェ(デザート)として食卓を仕上げました。
このお皿を使用した1stSETは今回でフィナーレです。
ロイヤルコペンハーゲンホワイトフルーテッドプレートは使いやすさ間違いない一皿です。
個人的にも80点ほどの出来栄えと思っておりますが、
高い許容性が自分の満足いくテンションをいつも作ってくれます。
(自分で作ったというおいしさもあるんですけどね笑)
是非ご自宅でチャレンジしてみてください
次回もまた自分自身のテンションが上がるようなお皿をご紹介できればと思います。
引き続きよろしくお願い致します。
今回もありがとうございました。グッ
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