食卓説明
今回のストーリー「トマトの食欲をそそる酸味とガラスに映える赤でテンションをあげたい…そうだ!ホルモン大好き、主役はトリッパ(ハチノス)の煮込みにしよう!」
そんな今回の自宅で造る食卓はこちらを目指して造ることとしました。
爽やかなトマトの酸味が食欲をそそる「トリッパのトマト煮込み」

皆様も一緒に造っていただけるように丁寧な解説と、自身の心が満足いく食卓を造っていきます。
調理「トリッパのトマト煮込み」
メンバー(材料)紹介


食材達の紹介
【トリッパのトマト煮】4人前
トリッパ(国産産)…500g
丸ナス…500g
白ワインビネガー…15g(大さじ1)
白ワイン…50g
ソフリット…100g ※作り方は調理の学びで解説
鶏のブイヨン…300g(冷凍したものを使用)
トマトソース…300g
ローリエ…3枚
ニンニク…20g
パルメザンチーズ…20g(粉チーズでも代用OK)
パセリ…5g
調理工程
トリッパをゆでて臭みを抜いていきますがポイントは以下の通りです。
・たっぷりの水で30分程ゆでる
・白ワインビネガー(お酢でもOK)を入れる
・アクを取りながらフツフツとゆでる
・1回で臭みが抜けなければ2回ゆでる
お好みによりますが少し臭みがある程度でも、
トリッパ本来の独特な香りと旨味を感じられます。
ゆで上げたトリッパはよく水気を切り粗熱が取れたら、
一口大の3~4cm程度に切り分けてトリッパの準備は完了です。
噛み応えがあるため大きいのが苦手そうな方は、
1cm程度の細切りにするのもおススメです。



丸ナスを一口大の2~3cm角切りにして、水に浸してあく抜きをします。
あく抜きする際は一つまみの塩を入れた水で10分程度浸します。
変色防止とあく抜きの二つの効果が得られます。
次にフライパンに多めのサラダ油(大さじ2杯、30g)を引いて炒めていきます。
全体に焼き目がついたらお皿などに移しておきます。




初めにオリーブオイルとニンニクを弱火でじっくりと炒め香りをオイルに移していきます。
香りが出てきたらトリッパとソフリット、ブイヨン、ローリエ入れ弱火で2時間煮込みます。
途中で水分がなくなってきたらお水を足してください。
次はトマトソースを入れ水分が飛んび全体の水分量がソース状になるようさらに煮込みます。
ソース状になり炒めたナスを加え絡めればトリッパの煮込み完成です。








それでは盛付けに入っていきます。
まずメインであるトリッパの煮込みは握りこぶしのようなイメージで、
具材を重ね合わせるような感覚で小ぶりな円形状を作っていきます。
お皿全体の余裕を見せるため余白を残せるのと、
まとまりがでるのでより料理が引き立ちます。
高さと幅のバランスが高さ対して幅が同じ程度か1.5倍位を目安にします。
できればナスとトリッパが両方見えるように盛付けます。
次に余白部分へ見た目の華やかさアップでオリーブオイルをかけていきます。
トマトソースとも相性抜群なのでできればおいしいオリーブオイルをおススメいたします。
仕上げにパルミジャーノのイタリアンパセリを振れば完成です。グッ
パルミジャーノのようなチーズ系のコクがものすごく合いますので是非ご用意ください♪

具材を重ね合わせながら盛付ける。


この時余白にも少量かかるように

食卓の感想


「うんんーーうまいっ!!フワッシャコッ食感のトリッパにトマトとパルミジャーノの旨味が追いかけてくる。」
料理の味
トリッパのホルモン独特の旨味、トマトソースの酸味、チーズのコクが相性最高。
一体となったこの煮込みはイタリアンのTHE煮込みといった感じです。
ナスの甘みがまたアクセントとなり食べ進めやすさを促進してくれます。
盛付け
トマトの赤、オリーブオイルの黄金色がガラスとの輝きとマッチしてくれます。
特に余白部分にオリーブをかけることにより、オイルの黄金色、
カステヘルミの透明度高いガラスが料理にに華やかさをプラスしてくれます。
コスト
今回は一人前の材料費です。
トリッパ 125gで300円(100g当たり240円)
丸ナス 125gで50円(100g当たり400円)
白ワイン 12gで20円(100gで140円)
パルミジャーノ 20gで120円(100g当たり600円)
ニンニク 5gで10円(100g当たり200円)
トマトソース 75gで60円(100g当たり80円)
ブイヨン 75gで40円(100g当たり50円)
ソフリット 25gで25円(100g当たり100円)
その他調味料etc…
一人前の合計金額は625円となっております。
こだわりをもって作った料理がこの金額は大満足でした♪
たくさん作って冷凍保存ができるますので多めに作ることをオススメします。
食卓の紹介
今回使用したプレート
iittalaイッタラ「カステヘルミ プレート24.8cm クリア」
今回はフィンランド洋食器メーカー「iittalaイッタラ」のプレートを使用しました。
その品質と食器に込められた思いを紹介していきます。
特徴1「どのお皿とも組み合わせが非常にしやすい」
イッタラが手がける食器達は違うシリーズを合わせて使用しても、組合せの違和感が全くありません。
単体でもイッタラとわかるような個性豊かでありながらも、
自然と周りの食器達とも共存するような一体感を出せるデザインが施されています。
使う側としてはウレシイ特徴だなと使って感じます。
特徴2「デザインにかける想い」
イッタラのデザイナーたちは
「欠かせない、美しい、使いやすい、全て人が手にすることができる」というがあります。
全ての人にとって最高の食器でありたいというこの想いが、
耐久性、デザイン性、安全性などどれも高品質な食器を生み出してくれました。
こういったデザイナーたちの想い(コンセプト)を大事に感じて、
日々大切かつ日常として使っていきます。
是非テンションが上がる日常使いの一枚としてください。
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テーブルフラワーの紹介 「スプレーバラ」

花言葉「温かい心、包容力」
バラ科のスプレーバラは通常のバラより一輪ずつが小ぶりで、
複数本のまとめて飾ることや他の花との合わせることにも相性が良いです。
今回は見た目もかわいらしいオレンジのカラーを使用しましたが、
沢山の種類があり皆様の求めるシーンや気分にも合わせてくれるようなお花です。
通常春と夏に時期を迎えるお花ですが、お店などでは夏ごろにも出回っているお花です。
自身の気分にあった時に見つけたら是非飾ってみてください。
いつまでも見ているような可憐さとかわいらしさに見とれてしまいます。
今回行った調理の学び -ソフリット-
ソフリットの必要性、どんな場面で使えるか

ソフリットは香味野菜(主にセロリ、にんじん、玉ねぎ)を
炒めた旨味調味料のようなものです。
じっくり水分が飛ばし炒めることで野菜の旨味が凝縮され、
また黄金色になるメイラード反応が香ばしさを持ち合わせる調味料に変化させます。
このソフリットを使うことで料理のコク、香りが格段とアップします。
ソフリットは主に煮込み料理、パスタソース、スープ、ハンバーグなどに使え、
これらの料理に加えることでより深みのある味わいに変化を感じられます。
冷凍で作り置きもできますので多めに作って保存することをオススメいたします。
作り方
ソフリットを作る上でのポイントは、
①じっくりと弱火で炒めていく
②炒めていく際になべ底に褐色のこべり付き(メイラード反応)をこそげ落とす
少し手間のかかる作業かもしれませんが料理のレベルをグッと上げてくれます。

弱火でじっくりと加熱していきます。

塩一つまみを加えてさらに炒めます。

少量の水を足して剥がしながらさらに炒めます。
それを何度も繰り返し濃い黄金色を目指します。

ラップや小分け袋に入れて冷蔵保存がオススメです。
今回作ったソフリットの量は、
炒める前:500g⇒炒めた後180g程になりました。
完成の見極めが難しい方は、大体全体の1/3を目指してください。
実際に私もどこで完成なのか最初はわかりませんでした笑
より料理を楽しむため是非お試しいただければと思います。
最後に
今回は大好きなホルモンの中でもトリッパ煮込みをご紹介させていただきました。
できれば同じような調理法で作っていただくとうまさ爆発です。
トリッパの煮込みは奇抜性と見た目のキレイさがパーティー料理などでもおススメです。
また、そんな料理をカステヘルミが華やかに演出してくれました。
夏に入り少しテンションも下がり気味だったので、
ここでグッと気持ちも上がりやる気が出てきました。
次回もテンションが上がる食卓を造れるよう精進していきます。グッ
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