食卓説明
今回のストーリー「(ケーキ屋さんのショーウィンドウにて)ケーキに材料の紹介があると学びがあるなぁ。
自分の中でも学びあるケーキを作ってみよう。シックなお皿とも合いそうな一皿にしたい。」
そんな今回の自宅で造る食卓はこちらを目指して造ることとしました。
ベルギー産チョコレートを使用した「ガトーショコラ」
皆様も一緒に造れるように丁寧な解説と、心が満足いく食卓を造っていきます。
調理「ガトーショコラ」
メンバー(材料)紹介
食材達の紹介
【ガトーショコラ】1ホール分(直径15cm)
チョコレート(富沢商店)…100g
バター…50g
生クリーム…50g
グラニュー糖…100g
薄力粉…20g
ココアパウダー…40g
ナッツ…5g
卵白…90g(卵三個分)
卵黄…45g
塩…1g(ひとつまみ)
飾り用フルーツ(レモン、キウイ)…2枚ずつ
調理工程
最初に①チョコレートベースを作っていきます。
ボールにチョコレート、バターを入れて、
約50~60℃の湯煎で溶かしていき、
生クリームをレンジで500w30秒加熱してボールに入れ混ぜ合わせます。
この時仕上げでもチョコレートベースを使うのでスプーン二杯程度小分けにしておきます。
次に②卵黄ベースです。
卵黄、グラニュー糖50g(残りはメレンゲで使用します)を約50~60℃の湯煎にかけ、
全体が白っぽく状態が変化していくまでかき混ぜていきます。
この時ハンドミキサーを使うと便利です。
あとは③メレンゲです。
ポイントはメレンゲをしっかり立たせるためグラニュー糖50gを3回に分けて入れていきます。
卵白を少し切るように混ぜたら1回目のグラニュー糖約15gをいれて泡立てます。
全体が白っぽくなってきたら2回目のグラニュー糖15gをいれます。
緩いメレンゲ状になったら残りのグラニュー糖を全部入れてツノが立つまで泡立てます。
最初にココアパウダーと薄力粉をシノワもしくはザルでふるっていきます。
ひと手間ですが粉のダマなど仕上がりに影響しますので大事な作業です。
それぞれのベースを合わせていき生地を仕上げていきます。
まずチョコレートベースと卵黄ベースをすべて合わせよく混ぜていきます。
次にメレンゲを1/3入れてよく混ぜ合わせたら、そこにふるった粉をすべて入れてよくかき混ぜます。
ここが大きなポイントで最後の残りのメレンゲを入れて混ぜ込んできますが、
メレンゲがつぶれないようにさっくりと混ぜ込んてください。
これで生地の完成です。
用意した丸型に型紙を敷いていきます。
型紙は自宅にあったクッキングシートを切って作りました。
生地にかなり濃度があるため切れ目から流れでませんので、
濃度があるものは代用してもOKです。
型紙を敷いたら全量の生地を流し込みます。
流し込んだら表面を平らにならして、型を机にトントンと数回落としてあげます。
これにより中の気泡が上がり、す(穴)が入ることを防ぎます。
オーブンを160℃で40分ほど焼き上げます。
このときバットがあれば1cmほどの水をいれ蒸し焼きにします。
なければ耐熱皿にお水を入れて少し湿度を上げてください。
この時オーブンにスペースがあればナッツも焼き目がつくくらいまで焼いていきます。
ナッツの目安は10分程度で香ばしく焼きあがります。
焼きあがりましたら型をトントンと落としてあげて、
型へ生地が付着する型紙をはがす目的と、焼き縮みを防いであげる目的です。
粗熱が取れたら冷蔵庫で冷ましてあげてガトーショコラの完成です。
それでは盛付けに入っていきます。
まずガトーショコラを切っていきますが、
輪郭を出すことを意識してなるべく切れる包丁でカットします。
この時崩れてしますと見た目の印象がぼやけてしまいます。
ソースの上置きにするため先にとっといたチョコレートベースを敷き、
その上にガトーショコラを置いていきます。
今回は存在感をだすためほぼセンターに配置していきます。
次に飾りを配置していきます。
飾りを盛付ける際にあまり多すぎるとバランスが崩れますので、
ガトーショコラの1/4程度を目安に盛付けていきます。
今回はキ薄切りのキウイとレモンを添えてみました。
酸味が程よく箸休めになってくれます。
市販もしくはオーブンの場合は100℃くらいの低温で1時間くらい焼いてください。
最後にアクセントの香ばしいナッツと粉糖を振りかけたら完成です。 グッ
食卓の感想
「うんんーーうまいっ!!これはもうお店の味だ。心がやすまる…。」
料理の味
まずカカオの風味を存分に感じ、落ち着きある大人のスイーツになってます。
カカオ70%のチョコレートを使用したのでかなりビターな仕上がりを予想していましたが、
甘さと控えめといったくらいのティータイムにもってこいの出来上がりでした。
ガトーショコラのボディーもしっとり重厚感があり、
少しづつ食べ進めても口に広がるカカオは満足感を持たされてくれます。
盛付け
存在感をだすためにほぼセンターにガトーショコラを配置していきました。
メインとしてガトーショコラを食べたい(食べさせたいと)という意識に
したかったので真ん中に配置し、そのほかの飾りも控えめをいしきしています。
より濃厚なガトーショコラを堪能してほいいという想いがあふれてます。
コスト
今回は1ホール直径15cmの材料費です。
チョコレート(富沢商店) 100gで480円
バター 50gで80円(100g当たり160円)
生クリーム 50gで90円(100g当たり180円)
グラニュー糖 100gで30円
ココアパウダー 40gで95円(100g当たり240円)
卵 3個で60円(10個入当たり200円)
その他調味料etc…
1ホールの合計金額は900円となっております。
味は絶品なのに対して量はかなりたくさん出来上がります。
コスパの神様みたいに感じました♪
テーブルフラワーの紹介 「ヤマトナデシコ」
花言葉「可憐な心、感謝、ほのかな思い」
セリ科のレースフラワーは大きな花をつけるような花ではありませんが、
見た目は花火のような広がりを持ち、全体の線の細さから可憐な印象の花です。
主張したり圧迫感があるような雰囲気ではなく、
一歩後ろに下がるような控えめでありながらも見た目美しいお花です。
お花の部分は触るとポロポロっと落ちてきてしまい、
長命の花ではありませんがそんなはかなさも美しく感じさせてくれます。
食卓の紹介
プレート Noritakeノリタケ「オリッジ クーププレート28cm」
今回は日本を代表する洋食器メーカー「Noritakeノリタケ」のプレートを使用しました。
その品質と食器に込められた思いを紹介していきます。
特徴1「実はノリタケの食器は…」
国内ではイッタラやウェッジウッド、ロイヤルコペンハーゲンなどのメーカーが好まれる傾向があるが、
逆にノリタケは海外の人々から大人気のメーカーであり、熱狂的なファンを多く抱えている。
実際に日本の高い技術力にほれ込みノリタケの洋食器を購入する方々が多く、
そのことは本当にうれしく自分でも体験してみた次第です。
日本人なら是非一度は使って、その良さを感じてみてください。
特徴2「創業者の日本を豊かにという心意気」
ノリタケの創業者である森村市左衛門は武器などを扱う商人でした。
しかし、不利な国際為替相場で当時の日本からは国の財産である金が流出していきました。
その財産を外国から国内に取り戻すために外国貿易をはじめました。
それは日本国内を豊かにするためという市左衛門の思いでした。
この日本のための心意気がノリタケのスタートに当たります。
今回使用した食材 富沢商店の「クーベルチュールチョコ EXダーク」
富沢商店では幅広い用途のチョコレートが用意されておりシーンに分けて使用ができます。
その中でもパティシエなどにも使用されるカレボー社のチョコレートを使用しました。
特徴1「パティシエ愛用のチョコレート」
カレボー社はシェフに最も好まれるベルギーチョコレートブランドです。
そのチョコレートは味、使いやすさ、仕上がりの見た目など、
様々な研究と調査を行った結果が多くのシェフの心をつかむチョコレートとなりました。
特徴2「一般消費者にも手に入りやすくなった」
カレボー社のチョコレートは一般の方々でも非常に扱いやすいです。
少し前の流通では手に入ることが難しかったですが、
今ではこの品質のチョコレートがすぐに手に入るのはとっても嬉しいです。
サイズ感や種類もたくさんあるので用途によっても選びやすいですし、
富沢商店さんの企業努力にはとても感謝です!
価格も品質の割に手に入りやすい価格なのでお試しサイズでの購入もおススメいたします。
【 冷蔵便 】カレボー70-30 クーベルチュールチョコ・EXダーク / 100g【 富澤商店 公式 】 価格:621円 |
最後に
今回のはガトーショコラご紹介させていただきました。
多くのことまでこだわってしまうと自身でも作ること、考えることが大変かつこんがらがってしまいます。
頭の整理含め、できる限り1つ程度の素材に焦点を食卓を造っていきたいと思います。
次回もテンションが上がる食卓を造れるよう精進していきます。グッ
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